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Posted by りーふ
 
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夏には多いらしいお話
高校生のときのこと


暑くなり始めた夏の夜に,私は姉と二人でウォーキングをしていた
私の住んでいる地域は田舎度多めなところで,電灯は国道沿い以外は少なく,
暗い場所が続く道が多い
そんな中姉と二人,私の通っていた中学校方面に向かってしゃかしゃか歩いていた

30分ほど歩いただろうか
程よく歩いたところで100m先に自販機を見つけ,
あそこで折りかえして帰ろう,ということになった
二人で競争するかのように歩き,目標の自販機に到着した
自販機はいかにも田舎にありますといったような,
古くクモの巣が所々張り付いた,利用する気が失せる見た目をしていた
「これちゃんとジュース補充してんのかね」などと会話をし,
そろそろ帰ろっか,と自販機から一歩遠ざかった

「ねぇ,コレ見てよ」

突然姉のでも私のでもない誰かの声が聞こえた
驚いて振り向くと,五~六十代の男性が自販機の陰から出てきた
暗くてよくわからなかったが,その男性は帽子をかぶり,
上にニットのようなものを着ているのが確認できた
そして目線を下にずらした

何も穿いてなかった
(それだけは自販機の光でよくわかった)

それを確認した瞬間,私と姉はほぼ同時に叫び,全速力で逃げ出した
そのときの私たちは多分,突然おっさんに変なものを見せられ,
何もせずただ負け犬のように逃げるのが癪だったのだろう
「変なもの見せるな!!」
「警察呼ぶからなボケェ!!」
とあらん限りの汚い言葉をおっさんに浴びせながら走った
(普段私も姉もこんな言葉遣いはしない)

そのまま家に逃げ帰り,おっさんのことを父に話して警察に電話してもらった
電話してもらっている間,姉と二人でああでもないこうでもないと,
記憶の限りを尽くしておっさんの姿を思い出し,
それを紙に描いていた(下半身は記憶から抹消してます)
出来上がったおっさんの絵は棒立ちでニヤニヤしていた
我ながら気持ち悪い絵を描いたと思った

時間がたって落ち着いた姉がポツリと
「『そんな小さいもん見せるなよ』って言えば良かったかなァ・・・」と言い出した


・・・それもどうかと思うよ
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Posted by りーふ
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